成分表示の見方と界面活性剤等の注意点
世の中には沢山の情報が溢れてますが、、、
シャンプーやトリートメントを選ぶ時に、、、
成分表示を見て選ぶ方に注意点。
『木を見て森を見ず』では何もわから無い言う事。
やれ、シリコンがダメだ。ラウレス硫酸NAがダメだ等色んな見解があると思いますが、、、
成分単体で見るんじゃ無くて
全成分の骨組みを知る!!
良い成分も、悪い成分も、、
、
処方の組み方で良くも悪くも変わってしまいます。。。
例えば、、、
ROSSOで取り扱いのあるシャンプーでも
ナチュラルテック シャンプー〈R〉
(オイリーヘア用)
成分表示を単体で見ていくと、、、
「ラウロイルサルコシン」
アミノ酸系界面活性剤。保湿性を持つ洗浄剤だが、アミノ酸系の中では刺激・アレルギー性が高いため最近は使用傾向が少なくなっている。石鹸等と同等の高い洗浄力を持ち、殺菌性を持つのであまりメインとしては使われない洗浄剤。
、、、
一般的にNG成分と呼ばれる奴が配合されています。
じゃあ何故?
サロン専売品でナチュラル寄りのシャンプーにサルコシンが配合されているのか?
処方全体の骨組みを見てみると、、、
- 水
- ラウロイルメチルイセチオン酸Na
- オリーブアンホ酢酸Na
- ラウロイルサルコシンNa
- etc…
の順で処方されています。
水以外の上記3つが洗浄剤として使われている界面活性剤。
(配合量は基準が先の成分が多く配合されています。)
「ラウロイルメチルイセチオン酸Na」
弱酸性で刺激性が低く安全性が高い成分として知られており、洗浄力はマイルドで肌に必要な皮脂も適度に残してくれますので乾燥を防ぎ肌のバリア機能を活かすことができます。
「オリーブアンホ酢酸Na」
ベビーシャンプーにも使われる低刺激性の成分、頭皮を補いながら洗うイメージの洗浄剤。
メインで使われている洗浄剤が
優しい!!
優しすぎるくらいで、、、
オイリー肌や毛穴のつまりのある頭皮には物足りないのです!!
放置して置くと、、、肌荒れやアレルギー、抜け毛やフケといった頭皮トラブルを引き起こす原因となります。
その汚れを落とす為に、、、
「ラウロイルサルコシンNa」
必須な成分とも言えるのです。
それでも界面活性剤の中では一番少なく配合されています。
適材適所。
単体の成分では悪者でも、頭皮や髪の状態に合わせて、必要な物を必要な分だけ。
「木を見て、森を見ず」
になら無いように、、、
ご注意下さい。
相談はいつでも受け付けております。
自分に合うものを担当のスタイリストやシャンプーしてくれると一緒に考えて生きましょう!
Hayato Osanai
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